プレイ
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実況
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レコメンド
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夜底奇劇・星空物語
主人公の詩織はある日、裏世と呼ばれる異世界に拉致される。
それを追う同級生の晴夫と共に、彼らは革命という名の殺し合いに巻き込まれていく。
異世界といっても、よくあるチート能力はない。
そのためファンタジーのような緩さはなく、むしろ血生臭くシビアなRPGだ。
結論からいえば凄まじい名作でした。
まず驚いたのは、日本のゲームの中では異質さを放つ地味な作風。
具体的には文章からグラフィックまで、抜かりなく地味だ。
例えばグラフィックでいえば、歩行グラや敵グラは自作で質自体は高いんだけど、あえてそうしてる。
そして何より文章に力がある。
分かりやすく言えば、文章の一つ一つに常にパンチがある。
文章の上手い作者は他にもいるけど、その中でも更に上位に入るんじゃないかと思えるほどだ。
ストーリーもとても良かった。
どんな願いでも叶えられるという血染織を巡る争いから話は始まっていくんだけど、次第にテーマが家族の話に移り変わっていって、それが革命の本質と繋がっていくところは本当に泣けた。
最終的には革命は無事果たされるけど、まさかあれだけのことをしてきた宿敵たちを赦すとは。
だけど不思議と、その頃にはプレイヤーも、主人公たちと同じ気持ちになってる。
決して大団円とはいえないけど、それでも希望のある結末だったと思う。
(S 95)
宵染奇劇・黄昏物語
前作『夜底奇劇・星空物語』から5年後。
革命は果たされ、民主的に変わりつつある裏世が今回の舞台。
未だ消えた血染織に執着し続けるワタベ家と、その思惑に巻き込まれる表世の豊介たち。
そのせめぎ合いが再び幕を開ける。
互いを憎み殺し合うストーリーは前作同様で、今回も多くの命が失われる。
中でもヒナシタ家の血筋の話は、とりわけ面白かった。
遺言の手紙に残されたヒナシタ家の真実は、あまりにも壮絶な過去の因果……。
その顛末も、まさしく奇劇を思わせる幕引きだった。
一方で前作と比べると、やや物足りなさを感じました。
シビアさが薄れたのは物語的に仕方ないにしても、個々の要素がぴたりとはまってない感じがした。
何というか、前作の完成された要素を変に動かしてずれてしまったような印象。
むしろ仲間のことを信頼し切れず、疑心暗鬼になってた中盤くらいが一番面白かったかも。
とはいえ物足りなかったのは、それほど前作が面白かった裏返し。
前作と比較しなければ、今作も十二分に面白いです。
(A 85)
評価S 95点